- クロメン 50mg
- 妊娠したい方が使用します。排卵を生じさせる作用のあるお薬です。排卵障害による不妊症に用います。
- ■成分効果
- 性腺刺激ホルモンが不足すると、排卵しにくくなります。
この薬の作用は、その性腺刺激ホルモン(卵胞刺激ホルモン)の分泌を増やすことです。十分な性腺刺激ホルモンにより卵胞が大きく育ち、排卵できるようになります。生理のみられる無排卵周期症の場合で、排卵の成功率は70~80%以上、第1度無月経でも60~70%くらい有効です(妊娠にいたる例はこれほど高くありません)。
なお、医師の判断で男性不妊症に応用されることがあります。この場合、性腺刺激ホルモンは睾丸に作用します。
男性ホルモンの分泌がよくなり、精子形成の促進効果が期待できます。- 【薬理】
次のようなステップで排卵を起こします。
①脳に働きかけて、性腺刺激ホルモン放出ホルモンの分泌促進
②性腺刺激ホルモン(卵胞刺激ホルモンと黄体形成ホルモン)の分泌増加
③卵胞刺激ホルモンにより卵胞が成熟し、黄体形成ホルモンにより排卵がうながされる。
特徴
代表的な排卵誘発薬です。
同類薬のシクロフェニル(セキソビット)よりも作用が強力で効果が確実です。
排卵がない場合、まず最初にこの薬が試みられるものです。
欠点として、頚管粘液の分泌抑制や子宮内膜への悪影響があげられます。 - 【薬理】
- ■成分
- クエン酸クロミフェン 等
- ■使用方法
- 通常第1クール1日クロミフェンクエン酸塩として50mg5日間で開始し、第1クールで無効の場合は1日100mg5日間に増量する。
用量・期間は1日100mg5日間を限度とする。
使用に際しては、医師または薬剤師にご相談の上ご使用ください。 - ■副作用
- 下腹部の張りや痛み、顔のほてり、息苦しい、視覚症状..物がかすんで見える 吐き気、吐く、食欲不振、頭痛、いらいら感、だるい 顔の潮紅、尿が増える、口が渇く 発疹 等
- ■下記条件に該当する方は使用できません。
- ・乳がんもしくは子宮がんの既往歴がある、現在患っている、疑いがある方。
・慢性もしくは急性の肝疾患がある方や肝機能が減退している方。
・血栓性疾患(血栓性静脈炎、心筋梗塞など)の症状がある方。
・妊娠中及び授乳中の方。
・原因不明の不正出血がある方。
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